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今日は「わたしのこと!」の2回目で、会社の退職前のお話です。
貸せるだけ貸して!
まだ会社で働いている時で、確か、通勤の時だったと思います。
当時、通勤で博多駅を利用していました。そして、コンコースの遠くから「はなだ-!」っと呼ぶ声が…、
はッ!と振り向くと、早期退職された、会社の先輩でした。
日常会話を交わす程度のおつきあいだったと思います。確か、退職後、どこかに就職したのか起業されたのか?
その時、多少の会話を交わしたあと、
「はなだ!お金貸して」「昨日、中洲で飲んで、新幹線で北九州に帰る金がなくなった!」
「あ~いいですよ、いくら位です?」
「貸せるだけ貸して!」
「うんっ、貸せるだけ?」結構、違和感を覚えました。
少し、会話のやり取りをさせて頂いたのち、「3000円、お渡しします、お戻しする必要はありません」といって別れました。
当時、博多小倉の片道が2200円くらいだったでしょうか、あとは、自宅まで交通費で3000円もあればと。
その時の会話のやりとりで感じたのは、先輩は北九州に帰るつもりはなく、お金が無い。
私は、今でも、その時の先輩の顔が浮かびます。そして、その時の私の対応が、良かったのか悪かったのか?と悩むことがあります。
吹けば飛ぶような個人事業!
私が知っている、会社を辞めた方のなかには、その後の良くない話を聞くことがあります。
行方不明になっている人や、身近な人では刑務所に入っている人もいます。
やはり、会社を辞めるということは、結構なリスクを背負っているのかもしれません。お金の面だけでもありません、
〇〇関係にお勤めの●●さん、という、自分の背後にある、見えない看板もなくなります。
そして私のように、人生、中盤を過ぎて、会社を辞める場合、なおさらかもしれません。
今、新型コロナの件で、個人事業主や中小企業の危機がいろいろ報道されていますが、やはり、大規模組織に比べ、圧倒的な体力差があり、チョッとしたことで転んでしまいます。
まさに「吹けば飛ぶような個人事業」かもしれません。
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