この日は、北九州市外の方が多かった。北九州市内の方は10人のうちお二人で、山口県、大分県、宮崎県からもいらっしゃった。
受講生の方に於かれましては、結構な「費用」と「時間」をご負担されているなか、教室にお越し頂き改めて感謝申し上げます。
今後も、「来てヨカッタ!」と思っていただけるよう、今以上に情熱をもって、ご指導させて頂ければと存じます。
すごか~
カンナは、私のサポート無しで、すべてご自分で調整されています。
ベストに近い屑が出ており、家具基礎コースの中盤で、これくらいの微妙なカンナの調整は、なかなかできません。
「Suika」ではありません、「SUGOKA~」
<家具基礎コース、北九州市、男性>
ちょっと慎重、そして、ちょっとハイテンション
家具マスターコースの最終作品です。難易度がかなり高い。
Uさん、作品の加工に入られたばかりで、ちょっと慎重、そして、ちょっとハイテンション。
絶対に失敗しない!という「緊張感」と、新作を作るという「高揚感」が、交錯しながら…。
<家具マスターコース、山口県萩市、男性>
指導がすばらしい?
AVボードを作られています。接合部の微妙な荒れをカンナで削っています。
すべて、ノコ、ノミ、カンナの手道具で加工されていますが、接合部が、ピターッ!と隙間なく密着!
家具基礎コースを修了したばかりで、ここまでできるとは…。
「指導がすばらしい!」と自慢したいところですが、そうではなく、Kさんの才能!
<自由コース、福岡県福岡市、女性>
ズレる?
彫刻です。何を彫られているのでしょう?
当初、「こ~したい、あ~したい」「こ~したら、あーしたら」など、いろいろと、言葉でやり取りをさせて頂いたのですが、このたぐいの作品は、お互い、思っていることが、伝わっているのか、伝わっていないのか?
彫刻は、モチーフが大切ですが、やり取りする言葉は抽象的で、言葉から感じるニュアアンスは、おのおの、少しずつ違う、たぶん。
で、不安になります。
「Hさんのおっしゃていること、ズレて受けとっとりゃせんやろか?」
<自由コース、福岡県福岡市、女性>
早い
家具基礎コースの初期で、ホゾ穴を機械で開けられています。
コースでは、手作業でノミを使って正確に穴を開ける方法を学んだあと、機械での正しい穴あけ方法を学びます。
機械で穴を開けると、皆さん、一様におっしゃいます。
「はやっ!」
<家具基礎コース、宮崎県延岡市、女性>
ホレボレ
手つきにホレボレします。
道具の手つきにホレボレするのは、奇人変人のたぐいか?
ノコ、ノミ、カンナ、シラガキ、ケビキ、スコヤの手道具は、一瞬の手つきを見れば、上達加減がわかります。
「これ、ほんとの話」
<家具マスターコース、大分県由布市、男性>
描いたり消したり
お皿を作ろうとされています。といっても、普通のお皿ではなく「彫刻」入りで、今、素案を描かれています。
Sさん、何度も何度も描いたり消したりされています。
この時間は、とても大切で、自分のアイデンティティーなるものが、形へと変化する大切な過程です。
白い部分は、既に描いてありますが、今は内緒です。
<自由コース、山口県宇部市、女性>
留め形三枚接ぎ
Hさん、接ぎ手の、オス側とメス側の合わせが無事に終わって、組立前のカンナ仕上げです。
(すみません、接ぎ手が見えるところの写真撮り忘れました)
長方形でない材料のカンナ仕上げ、削るのが慣れず、ついつい削り過ぎてしまいます。削り過ぎると材料と材料の接合部で段差ができます。
「ふうっ~」
<家具マスターコース、福岡県福岡市、男性>
留め形通しアリ組み接ぎ
家具マスターコースのアリ接ぎの練習です。45度の部分が見えますが、アリ接ぎにこれが加わることで、ムツカシクなります。
マスターコースは、接合部がなかなか密着しないのです。あっち削れば、こっちが隙き、こっちを削ればあっちが隙き、…。
密着しない「その原因」の見極めがなかなうまくいきません。
削らなくいいところ削ったり…。皆さん四苦八苦。
接ぎ手を何回も作ることで、見極めが早くなってきます。
「これほんとの話」
<家具マスターコース、福岡県直方市、男性>
いよいよ本番!
額縁コース(ミニコース)の最後の作品を、じょうずに作り終えて、Kさん、一息。
実を言いますと、今からが、新作品の本番です。
家具の中に、額縁の構造が、3か所、含まれているため、本作品の着手前に、額縁コースを受講されました。
休憩はソコソコに、Kさん、早々に墨付け開始!
<自由コース、北九州市、女性>
◆木の家具工房「メープルモデューロ」
Tel:093-341-0838