福岡県北九州市の木工教室です。

柔らかい木の方が削りにくい?

木工教室ブログ:2020/6/16

教室は、いつもの約半分くらいの方がお越しになっていますが、久しぶりの再会、久しぶりの木工で、皆さん、ややテンションが高めです。

コロナ事情は、みなさん、それぞれのようで、時差出勤、隔日勤務、リモートでお仕事、県外自粛、…などと。


私は私で、「あんた! コロナの時は今までできなかったことをしなさい!」と天からのお声を頂いているようで。

今は、数台のパソコンのアカウントやネットワークの整理をしています。

クラウド活用やパソコン同期などの作業もあり、「誰か~、お願い!」と言いたいところですが、トロトロと迷いながら自分で…。いつものことです。今回、お手伝いの方が入ることもあって、この作業、避けては通れません。



今日は、コロナ前に完成した作品のご紹介です。コロナ前の作品は、これが最後となります。

木のカトラリーコースの作品からで、課題作品ですので見た目はいつもとほとんど同じですが、皆さんそれぞれ、こころを込めて作られています。

柔らかい木の方が削りにくい?

手彫りの器

Yさん、とても丁寧に作られてキレイですね。

木はクルミなのですが、教室で使っているクルミは少し柔らかいです。そして、木が柔らかいと、ちょっと難しくなります。


木が柔らかいとムツカシイ?


カンナ削りでも、おおよそ、硬い木が難しいと思われがちですが、柔らかい木を削る方が難しい場合があります。

やわらか~い杉などを無造作に削ると、木の組織がグダグダに…。

そんなときは、刃先の角度が浅いカンナを使い、刃はしっかり研ぎ、カンナを斜めしてゆっくり削る、などと、配慮が必要になってきます。

刃物で木を削る限り、こんなことが付きまとってきます。

この作品の場合、彫り跡に山と谷がありますが、木目と直行して削る部分では、キレイな尖った山になりにくいです。



<木のカトラリーコース、北九州市、女性>



両刀使い

手作りスプーン


手作り菓子皿


カッティングボード

これをつくられた、恰幅の良い男性のYさん、箸をナイフで削るのがとても早かったのを思い出します。

おおよそ、木を削るのが早い方は、「細かな作業はチョット…」とおっしゃる方が多いのですが、上の三つの作品、とても繊細にキレイに作られています。


Yさんは、いわゆる「ラフ」も「細かい」どちらも大丈夫な「両刀使い」。

あまり、このような方はいらっしゃいません。普通、どちらか一方が得意!の方が多いです。


私は、細かな作業をやっていると、時間が経つのが気になってストレスを感じるタイプです。

Yさんが、うらやましい!




<木のカトラリーコース、山口県周南市、男性>




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