下写真は教室2階の作品展示室の様子です。
この部屋は奥行きがあり、画像は青線を境に左半分と右半分です。ここには、「完成作品」と「制作途中で保管をご希望の方の作品」が並ぶのですが、最近、手狭になってきて納まりきれない。
受講生数が急増したわけではないのですが、大物作品にチャレンジするの方が増えたようです。
その熱量に部屋が追いつかない!
さてどうしたものか…。
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今日は、手作りトリマーテーブルのご紹介です!
こちらのトリマーテーブルは、教室で使っているものと同じ形状。今回、受講生のSさんが、ご自宅用に新たに制作されました!
教室で使っているトリマーテーブルの設計図は一応あるのですが、実は途中で寸法変更したり、図面なしで作った部分もあったりと、まったく整備されていません。
今回、Sさん、教室にある実物のトリマーテーブルと私が過去に残した設計資料を参考に、新たに設計図を作成され制作されました。
教室で使用しているトリマーはマキタ製で、Sさんが使用しているトリマーは、リョービ製であるため、本体とトリマーの接合部分も工夫されています。

本体

フェンス
左側のノブの位置は変わらず、右側のノブだけスライドさせて、加工寸法が変更できます。
過去に市販のルーター(トリマーのデカいタイプ)テーブルの購入して使ったことがあるのですが、加工寸法を調整するため、左右ふたつのノブを移動させて調整する必要があります。
厄介なのは、片方をある程度固定して、もう片方で所定の寸法に合わせるのですが、最初に固定した方はずのノブが微妙に動き…、そのため調整に手間を取っていました。
教室のオリジナルのトリマーテーブルは、片方のみのノブで調整ができ作業がスムーズです。
上画像で青文字の「アーチ」と「板幅」とありますが、その材料は「幕板(まくいた)」と呼ばれる部材。テーブル、机などにも良く使われるもので構造の安定性に貢献しています。
教室のトリマーテーブルはもう10年以上も使い続けていますが、今でもガタつかない理由は接合が、ホゾ組みであることと、この幕板の力。板幅が広ければ広い程、前後左右のブレに強くなります。

当教室のトリマーテーブル
トリマー本体の調整のため、手が入りやすいようにアーチ状の切れ込みを入れていますが、左右の板幅がしっかり確保出来ていれば、強度にはほとんど影響ありません。
Sさん、基礎コースを修了され、すでに多くの作品を手がけてこられた方。今回、天板のカーブした溝加工は大変だったと存じます。設計から制作まで、本当にお疲れさまでした。
ご自宅でのトリマーテーブルのご活躍、応援しています!
<北九州市、男性>
ご参考
教室のトリマーテーブルは、かまち組みの構造ですが、以前、板組みの構造で作られた方の作品を紹介しています。
「何故、トリマーテーブルを使って加工するのか?」あるいは、「安全にかかわること」を記載してございますので、ご興味の方は、ご覧ください。