キャスター付き引出し、階段下収納、留め型隠しアリ組接ぎ

キャスター付き引出し?階段下収納

木工教室ブログ:2023/11/21


最近、完成作品のご紹介が滞っていて、

申し訳ございません。

溜った完成写真を、どんどん掲載していかねば…。



階段下収納


今日は、Sさんの収納家具のご紹介です。

階段下用とのことで、普段、外観はあまり見えません。

とのことで、チェリーなどの無垢材ではなく、コストを抑えた集成材を利用されました。

集成材といってもラジアータパインの集成材で、普通に家具として使える素敵な材料です。


階段下収納、キャスター付き引き出し




キャスター付き

キャスター付き引き出し

下の引出しは、底板にキャスターを付けられており、かる~く引き出せます。

かる~く、使える。

通常、引出しが大きくなればなるほど、出し入れが重くなりがちで、

ちょっとストレス感じることもありますので、便利です。



今回、キャスターを引出しの底から、木ネジ止め。


通常の、このサイズの引出しの底板は、厚みが5.5mの合板を「上げ底」で使用します。

また、経年で傷んだ時は交換できるよう、背面側から引き抜けるようにしていますが、

底板の厚さが5.5mmでは、

キャスター用のネジが底板を突き抜ける!!



ということで、

厚さ12mmのシナ合板を底側から埋め込まれています。

そして、通常の「上げ底」ではなく、「べた底」の構造になっています。


それにしても、キャスターは軽い。

スル~ ♪



キャスター付き引き出し



留め型隠しアリ組接ぎ


今回、Sさんの一番のこだわりは、引出しのコーナーの接ぎ手です。

留め型隠しアリ組接ぎの引き出し

Sさん、家具マスターコースを修了されています。

そして、コースの課題にもなっている、下の接ぎ手「留め型隠しアリ組み接ぎ」を採用されました。


留め型隠しアリ組接ぎ

板と板を接ぐ、いわゆる「組み接ぎ」といわれる部類の接ぎ手のなかで、

最も難しい部類の接ぎ手になりますが、


隙もなく、ピターっと合っていますね。

すごいですね。







Sさんの、作業風景です。

墨付けが終わって、接ぎ手の加工のために、ノコで切り始めたところです。


ノコ切断中


ご自宅のスペースに合わせた、収納家具、

そして、そこに必要な機能を優先して。


これも木工の楽しみ方ですね。

Sさん、大変、お疲れさまでした。


<北九州市、男性>





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