木のパン皿、箸、スプーン名栗の皿

しっかり・じっくり作られた! パン皿、菓子皿…

木工教室ブログ:2020/12/25

工房の事務所で、飾ってみました。
クリスマスの飾り

はじめて、クリスマス飾りをしました。


私は、「メリークリスマス!」と、言いづらくて、

理由は、クリスチャンじゃないというのもありますが、なんだか恥ずかしい。

ケーキは食べますので、クリスマス商戦には、多少、貢献しています。





今日は、最近完成した、木の皿が2種類と、スプーン、箸です。



「ゆらぎ」のパン皿

手彫りのパン皿

なんだか、魅了されます。

Yさん、しっかり磨いておられ、木の表情を上手に引き出されています。


当初、4分割された平面に、彫刻刀の彫り跡を入れられる予定でしたが、途中変更。 

彫り跡が無い方がイイとのことで。


でも、そのつもりで作っていないから、Yさん、サンディングがタイヘンでした。



面が、微妙に波打っており、揺らいだ感じが、ここち良いです。


Yさん、ネットでどこかのお手本を探すこともなく、無の状態からのスタートでした。

試行錯誤しながらの制作で、各ステップで迷いもあり時間もかかりました。

でも、他で見ない「独自性」を感じる素敵な作品ができました。

いろいろ発展できそうで、たくさんの可能性を秘めています。



今、同じパン皿の、二つ目を作られています。


木の小物コース、北九州市、女性>





定番の作品たち

手彫りの菓子皿

和菓子などを載せる、菓子皿です。キレイですね。

木の小物のコースで作るコース作品を参考に作られました。

結構、10cm×20cmくらいで、結構大きく、いろいろ使えそうです。

実は、Yさん、今、大皿を作られており、これは、本番前の練習的な作品です。

さて、大皿、どんな風になるか…♪


木の小物コース、鞍手郡、男性>





チェリーのスプーン

当初、Kさん、「おたまが作りたい」とのことでした。

その前ステップで、このスプーンを作られましたが、キレイに出来ています。


実は、このスプーン、作る過程でたくさんの技術が習得できます。

多少、時間をかけても、これをクオリティー高く作ることができれば、他のカトラリー系もクオリティー高く作れます。

制作時間は、おのずと早くなっていきます。


過去の経験から、一旦身に付いたクオリティーのレベルは、「下げる」のは簡単でも、「上げる」ことは、とてもムツカシイです。

だから、このスプーンをしっかり、じっくり!


Kさん、既に、おたまに取り掛かられていますが、完成が楽しみ♪


木の小物コース、北九州市、女性>





ホワイトオークの箸

これを、作ったTさん、カンナの経験がほとんどありません。

私が、カンナの刃の調整をしたのをお渡しして、1時間半くらい後にはすでに形になっていました。

箸の真っすぐな直線がキレイに出ており、ヨカッタです。


木の小物コース、北九州市、女性>




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