木のリビングテーブル

習い事レベルを超えた!リビングテーブル

木工教室ブログ:2020/11/6

今日は、先日完成した、Nさんのリビングテーブルの紹介です。

難易度が高い加工がいくつかあり、作るのがとても大変だったと思います。

お疲れさまでした。


習い事のレベルを超えている

美しいリビングテーブル

この作品に「見た目の良さ」「クオリティー(品質)の高さ」まで求めると、作るのが結構ムツカシイ作品です。

ある意味、教室という習い事のレベルを超えています。


Nさん、基礎コース修了したばかりで、よくここまでと作られたと存じます。


ムツカシイ?

リビングテーブルでの木の楕円加工

両脚をつなぐ、横の部品は楕円になっています。

楕円は、カンナ削りとサンディングで作ります。

ここは、正しい手順で、いくつかのコツを理解すれば、割と簡単にできます。


リビングテーブルの脚部

ムツカシイところのひとつが、4本の脚の不規則な曲面です。

特に、楕円の部品と、脚をつなぐところがムツカシイ。

完成あたりは、曲面を目で見て補正、補正、それの繰り返しで、とても感覚的な作業です。

気づかずに不必要に削りすぎると、そのリカバリーのための作業が大変になります。

コツを理解し、慣れる事で、上手になります。



デザインも!

リビングテーブルの天板

この作品の天板に、

普通の長方形(直方体)の板を、ドンと載せても、見た目がマッチしません。

そのため、天板の長辺部分は微妙なカーブを描き、また、板の厚さは、中央部と端部で異なります。

カーブの加減は、結構、絶秒で、Nさん、結構大変でした。


リビングテーブルの前景

天板が脚部より外側へ張り出していますが、張り出し加減で、印象がずいぶん変わってきます。


Nさん、デザインでもたくさん汗をかかれてました。

結果的に、素敵な作品ができて良かったです。

汗をかいた分だけ、いろいろな実力が付いたことと存じます。



自由作品コース、直方市、男性>





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