今日は、先日完成した、Nさんのリビングテーブルの紹介です。
難易度が高い加工がいくつかあり、作るのがとても大変だったと思います。
お疲れさまでした。
習い事のレベルを超えている
この作品に「見た目の良さ」「クオリティー(品質)の高さ」まで求めると、作るのが結構ムツカシイ作品です。
ある意味、教室という習い事のレベルを超えています。
Nさん、基礎コース修了したばかりで、よくここまでと作られたと存じます。
ムツカシイ?
両脚をつなぐ、横の部品は楕円になっています。
楕円は、カンナ削りとサンディングで作ります。
ここは、正しい手順で、いくつかのコツを理解すれば、割と簡単にできます。
ムツカシイところのひとつが、4本の脚の不規則な曲面です。
特に、楕円の部品と、脚をつなぐところがムツカシイ。
完成あたりは、曲面を目で見て補正、補正、それの繰り返しで、とても感覚的な作業です。
気づかずに不必要に削りすぎると、そのリカバリーのための作業が大変になります。
コツを理解し、慣れる事で、上手になります。
デザインも!
この作品の天板に、
普通の長方形(直方体)の板を、ドンと載せても、見た目がマッチしません。
そのため、天板の長辺部分は微妙なカーブを描き、また、板の厚さは、中央部と端部で異なります。
カーブの加減は、結構、絶秒で、Nさん、結構大変でした。
天板が脚部より外側へ張り出していますが、張り出し加減で、印象がずいぶん変わってきます。
Nさん、デザインでもたくさん汗をかかれてました。
結果的に、素敵な作品ができて良かったです。
汗をかいた分だけ、いろいろな実力が付いたことと存じます。
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自由作品コース、直方市、男性>
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