教室の製作(制作)風景、作業風景

日曜日の教室ふうけい!

木工教室ブログ:2020/9/18

今日紹介の受講生の方が、作業しながら、おっしゃっていた。

「1ッ歩進んで、2歩下がる~♪」

うん??

確か、「3歩進んで2歩下がる」?

3マイナス2で1、ちゃんと1歩前進してるね。のはずだが…。

私は「ウワッ、そら、イカン~♪」などと言って、二人で笑っていた。


でも、…、

そもそも、何もチャレンジしていない人は、1歩も2歩もないわけだし、

全然、有やな~


今日は、前回の日曜日からの教室風景です。



いつまで続く?

教室風景

画像中央に、3本足のミニテーブルがあって、そこには、手拭きアルコール、消毒液…、

そして、換気のために窓を少し開け、全員マスクで…。

これがいつもの風景になってきました。

いつまで、続くねん? といいますか、これからが本番?




似たような道具が…

たくさん並んだケビキ

似たような道具(ケビキ)がたくさん見えます。木も結構分厚い。

きっと、すっごいのができる…。

自由コース、女性、北九州市>




組立後にカンナで!

カンナで目違い払い

課題の作品の組み立てが終わった後、カンナで調整しています。

家具基礎コース、男性、福岡市>




3本脚スツール

三脚スツールのカンナで調整

この日は、3本脚のスツールを組み立てました。丸ホゾの突き出た部分をカンナで削っています。

椅子コース(木工旋盤)、女性、北九州市>




墨付けを基本から学ぶ



家具基礎コースの初期で、墨付け(加工のための線を入れること)の練習をされています。

スコヤ、シラガキ、ケビキを使って墨付けします。

設計した材料寸法と、実際に製材してできた材料寸法はビミョウにズレたりします。

ここでは、できた材料の寸法は測らず、現物を使用して、墨付けする方法も学びます。

この方法は、皆さんにしつこく覚えて頂きます。

ウヒョ~♪

早くて正確です。

家具基礎コース、男性、福岡市>




墨を移す?

墨付け途中

家具基礎コースの最後の作品、スツールの墨付けをされています。

画像は、親から子に墨を移されています。(墨を移す?)

家具基礎コース、男性、福岡県糟屋郡>



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《ご興味の方へ》墨を移す??

家具はおおよそ、左右対称、そして、前と後ろも、結構、似通っています。ということは、加工するための線(墨)も前後左右の材料で似ています。

それで、どれか一つの材料を親にして、他の子供に墨を移していけば、墨付けが早くて正確です。引き出しや扉などがあると複雑になってくるため、墨付けの全体像が見えていないとできない作業です。

ここでは、テキストで、構造と墨付けの全体像を理解し、講師との口頭やりとりで理解を深め、そののち、実践していきます。

このオリジナルスツールは、机、テーブル、本棚などのキャビネット系、椅子へと変身できる構造になっていますので、ここで、一旦身に着けると、ほとんどの家具に応用できます。

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待ち時間に…

アクリル絵の具で色付け

木に着色されています。

重ね塗りで、乾燥のための待ち時間が出るので、合間に手前の図面と部品で設計されています。

教室には、アクリル絵具、水彩絵具、色鉛筆、パステルなどがあります。ご希望の方は、ご遠慮なしに!

自由コース、女性、福岡市>




試し削り

トリマーで加工中

トリマー加工の本番前のトリマーの試し削り~♪

自由コース、男性、福岡県直方市>




蓋つくりは結構ムツカシイ!

器の蓋を木工旋盤で制作

器の蓋を作っています。

蓋のむつかしいは二つ。

下の器とサイズが合わないと、きつくて閉まらなかったり、パカパカで大きすぎたり…、

もう一つは、天面と底面の両方のカタチづくりが必要で、コールジョーという特殊な補助具を使って反対面を加工します。

木の器コース(木工旋盤)、男性、北九州市>






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