木の傘立て

グッドジョブ!かな?傘立て

木工教室ブログ:2019/12/27

新年、あけましておめでとうございます。皆様方のご多幸、祈念致します。


今日は、私の作品の紹介です。以前、お客様から注文頂いて、ずっとのびのびになってしまった。

受講生の方で、ご希望者がいらっしゃれば、教室で、同じもの作れるように致します。

ホ~、楽そうじゃん!

傘立ての外観

誰も作品を褒めてくれないから、自分で、グッジョブ!(Good Job:いい仕事、よくやった)

傘立てに傘を立てた!

おおざっぱな大きさは判っているものの、デザインおまかせ。

おまかせ? ホ~、楽そうじゃん!

と思われがちですが、実は、一番、キツイ。

「おまかせ」の意味が、消極的「おまかせ」、積極的「おまかせ」、いろいろあって、…

(ご注文は基本的にお受けしておりませんので、あらかじめご了承くださいませ)


防水

傘立ての底板

傘の先端があたる部分、底板。木にとっては、結構、過酷な状況。

傘の先端で突かれ、水分が落ちてくるため、木の硬さと、防腐、防水が求められる。

結果的に、イペという木を使いました。

このイペの木片を、水に入れると、木が沈んだ。

木が沈む? ハイ。

初めて使う木で、恐ろしく硬い。



選択作品

ご希望者がいた場合ですが、選択作品に致します。少々お時間を頂き手順書を作成します。

家具基礎コースと、木工旋盤を使用するウィンザーチェアコースの前半を修了されていることが必要です。


デザイン上の都合から、特殊なホゾを使っておりますが、家具基礎コースを修了していればだいじょぶです。

4本の脚の加工は、木工旋盤で行いますが、一般的な丸脚の加工と同じです

一番、技術を求められるのは、縦の部材の脚と、横の部材がぶつかり合うところ。

刃物やサンディングで削りだしていきます



◆木の家具工房「メープルモデューロ」
Tel:093-341-0838