脚高ベッド?
ふとん用のベッドなのですが、敷布団までの高さが47cmと結構、高い。
実は、老齢、あるいは脚に難がある人にとって、ふとんからの立ち上がりは、かなりのご負担。
両親がそうでしたが、低めの椅子から立つのさえ大変でした。座るのはマアマア大丈夫なのですが、立つのがタイヘンなのです。私も含めて健康な人にはわかりません。
このベッドだとすぐ立ち上がってトイレ、キッチン、…どこへでも!
急げ!
設計を始めたのが、朝の4時。見映えまで考えて材料表を作って…。チョットきつい。
その日は教室開講日でしたので、日中は教室に出ており、夕方5時半くらいからやっと製作。
製材、いろいろな加工、仮組み、部組み(一部分の組み立て)、を経て終わったのが夜10時。それからご自宅へ搬入・組立。
ホゾを組んでいては間に合わないので、木ネジ止めのDIY仕様。
材料は、在庫品の「幅の広い板」を除き、ツーバイフォー材。結果的にすべてパイン材。
すのこベッド
カビ対策で、ふとんからの湿気が下からも抜けるように、すのこタイプ。
また、幅が違う板が2種類ありますが、板厚が異なります。
主に、幅が狭い方が体重を支えて、幅が広い方が、厚さが薄めの板で、ソフトなクッション性を担わせています。
唯一無二の仕様です。
これ以上小さくできない!
ベッドの高さは、部屋の広さの見え方にとても影響します。
このベッド、高さが高く、部屋が狭く見えてしまうため、本体サイズを出来るだけコンパクトに。
結果、大きさは、敷布団の大きさプラス3cmで、前後はプラス5cmで設計。
おまけですが、ベット下に収納も可能です。