先日、工房2階にある4畳半の部屋を整理しました。物置として使っていて足の踏み場もない状態でした。整理を進めるなか、自分がいかに「無駄買い」をしてきたかを痛感し、「もったたない」という気持と共に後悔の念が…。
特に気になったのは、ほとんど使わなかったプリンターと、お掃除ロボット。
プリンターは、詰め替えインクを追加をすると液漏し、手が汚れてしまうという扱いづらい代物。そして廉価版のお掃除ロボットは、広い工房2階の一度に掃除できるというメリットがありながらも、床は細かなチリが残りすぎて「吸い取り能力がまるでダメ」。
どちらも買ったきりほとんど使っていませんが、考えてもしょうがないから処分するしかありません。
すでに代替品を入手しており、この経験が次の教訓になっているのは確かですが、それでも「無駄な出費をしたな~」という後悔の念は消えません。
そんな私ですから、私の人生もこうした無駄に彩られているのかもしれません…、ゲボッ。
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素敵ですね。
ブラックウォールナットを材料にした、なんとも贅沢な お猫さまのお家です。
実は引出しタイプになっていて、お猫さんが意地張って出てこないときは、引き出して回収させていただきます。
本体の下の高さ5cm位の土台が見えますが、土台が右側に寄せて作られています。
これは、設置場所に既存のTVボードがあり、これが並べて置かれるため、見た目の関係で土台の位置調整をされています。
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ご自宅での写真を頂きました。Iさんありがとうございます。
黒猫ちゃん、ちょっと緊張気味の様子、慣れるには少し時間が必要なようです。
手の白い猫:「ほらほら、あそぼうよ~」
ハウスの中の黒猫:「やめてってば!しつこいな…」
そして、くりぬいた丸い入口の大きさには意味があります。
円の大きさは、「黒猫」が入れる大きさであって、ちょっかいを出している「白い手の猫」が入れる大きさではありません。
実は、白い手の猫は、遊び好きというか好奇心旺盛というか、いつも黒猫ちゃんにちょっかいを出しているようで、
黒猫ちゃんは、どうもそれを快く思っていないらしく、今回の作品は、黒猫ちゃんの避難所にもなるとのことです。
Iさんの、黒猫ちゃんの気持を思いやる深い慈愛が伝わってきます。
材料と制作工程
今回、教室で普段使う無垢材ではなく、合板を使用しました。引出しの前板のみブラックウォルナットを使っていますが、それ以外は全て合板です。
当初、無垢材で材料費のお見積りしたのですが、やはり高価格化してしまったブラックウォルナットの無垢材で作ると、かなりの金額になります。
そのため、価格を抑える目的で合板を選択しました。
具体的には、厚さ18mmの土台となる合板に、表面がブラックウォルナットの2.5mmの合板を貼り付けました。この材料は「サブロク板」と呼ばれるサイズで、畳一枚ほどの大きさです。

シナランバーコア合板。これが、厚さ18mmの土台となる板です。

これが、厚さ2.5mmの合板です。表面に約0.3mmの薄いブラックウォルナットが貼ってあります。
大きさは、サブロクバン(3×6板、1820×910mm、おおよそ畳一枚の大きさ)です。
この2枚を1階の機械室のプレス機で貼り合わせ、その後、この作品に必要な各板材をカットし、余りの板は自分でお好きに使うというものです。
プレス機による「貼り合わせ」から「カット」まで、受講生の方と協力して行いました。
1Fで作業すると、私が2階の教室の方へのご指導ができないため、時間に余裕ができた合間合間で作業を行いました。
実はIさん、別作品のキャビネットの制作中で、これを途中脱線して作られていますので、Iさんの「私のための待ち時間」はなく、時間を見つけながらの作業でした。
板と板の接合には、ビスケットジョイナーを使用しています。
ビスケットジョイナーによる接合にご興味の方は、下記の過去ブログをご参照くださいませ。

そして組み立て。
今回のような作品、市販品では手に入りませんね。
まさに「オーダー家具を、自ら作る!」ですね。
Iさん、慣れない作業が多かったと思います。
大変お疲れ様でした。
黒猫ちゃん、早く新居に慣れますように!
<北九州市、女性>