彫刻の予定が…
Sさん、当初、コップの胴体に彫刻を入れる予定でしたが、「彫刻入れずに、そのままの方がイイかも!」とのことで、何もせず作品にされました。
途中変更! 教室アルアルです。
削るのが恐ろしく速い!
Yさん、ナイフで削るのが早い。
上のタイプの箸はナイフで削りだすのですが、Yさん、削るのが恐ろしく早い!それでいて上手です。
お聞きすると、Yさん、世代は私とほぼ同世代。
幼いころ野山で、小刀持って、木や竹を削られていた…。
ここでの4つの作品は、木のカトラリーコースの初期の作品ですが、
コースでは、彫り跡を残すタイプと、サンドペーパーで磨いてきっちり作るタイプの2種類で、いろいろなものを作ります。
たくさんモノを作るというよりも、「さまざまな形状」や「さまざまな作る方法」を覚えるためのカリキュラムで、ご自宅で作る場合に、ご参考にして頂ければ、との主旨でお作りしたカリキュラムです。
下膨れ
下の方の膨らみが面白い!何故か膨らんでいるかは、ご本人のみぞ知るところでしょうか。
木はヒノキですが、完成度が高く、形状・仕上げも、とても素敵ですね。
山登りへ
これを作られたSさん、最近、キャンプや軽登山にはまっていらっしゃるそうで、これを持って行かれるとことです。
「コップ? 買えばいいのに」とも思われがちですが、…。
新年のご挨拶メールで、別の受講生の方が、木を削りだしてコップ(ククサ)を作っているところの写真を、ご添付されておりました。
とても固そうなくるみの木で、作りごたえタップリそうですが、「Kさんなら、タフだし楽勝…」などご想像させて頂いておりましたが、
実はKさんも登山用。
今、木をくり抜いて作ったコップの量産品が、1000円代からでしょうか。
でも、単に「買えば…」では済まされない、そんな「思い」が好きです。