超仕上げカンナ(鉋)盤

さようなら、私の「超仕上げカンナ盤」

木工教室ブログ:2019/4/29

私の手カンナの代わりをしてくれる予定だった?


私の木工機械のお引越しです。

実は、私の工房で、使用頻度がとても少ない木工機械があって、「売り出し中!」でした。
この度、機械屋さんから、「行き先が決まった!」とのことで、…。

車に積載された「超仕上げカンナ盤」

機械は「超仕上げカンナ盤」(ちょうしあげ かんなばん)と言います。

手カンナみたいに、木の表面の傷を取ってくれる機械で、「」がつくほどののような機械?で、今の工房の立ち上げの際に購入しました。

私の手カンナの代わりをしてくれる予定だったのですが、…。

確かに、作品以外のもので使用しました。

ホームセンターのツーバイフォー材で作るの棚や、木工教室用の作業机などで、しかも、量が多い場合で…、最近は、ほとんど使っていませんでした。



なぜ使わなかった?


◆機械をセッティングするのがめんどくさかった (私らしい?)。

例えば、テーブルの場合、広い甲板は機械を通らず、他の部材でストレートな部材は機械を使えますが、それは量が少なくわざわざ機械をセッティングするのがめんどくさい 。工場のように、同じ部品が大量にあれば別なのかもしれませんが 。


◆もうひとつは、うまく使うことができなった。

手カンナの仕上げでは、逆目ぼれを抑えるべく、木の表面を見ながら感覚的に作業を進めているところがあって、機械がどこまで補足できるか判らなかった。といいますか、「どつぼ」にはまる予感がして、追求しなかった。(機械には、ちゃ~んと裏金も付いており調整もできます)


無駄遣い!


こんな無駄遣いは、いわゆる失敗と同じです。人には、なかなか言えません。

実をいうと、もう一つ、そんな機械があります(内緒の話です)。




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