Low Chair for Cross-Legged Sitting

” 座る ” をデザインする!あぐら椅子の制作記録

2026/2/24

IFデザインアワード

今日は、IFデザインアワードの最終審査の発表がありました。受賞しました!
詳細は、また後日ご報告させていただきます。
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今日は、先日完成した、Sさんの「あぐら椅子」です。

あぐら椅子

素敵ですね。

どこか、安心感が伝わってきます。

木部の線がとても素直で、余計な主張がなくて。

ただのシンプルではなく、“落ち着き”と“品”が同居しているようです。


あぐら椅子の背面

工房で育った家具らしい、静かで誠実な佇まいです。


あぐら椅子の背もたれ部の編み込み

木とペ-パーコード(紙ひも)の組み合わせって、やっぱりいいですね。

温かみがあり、どこか懐かしさも感じさせます。


あぐら椅子の座面の編み込み

あぐら椅子の貫の部分


Sさん、この作品を作る前に、一度、試作をされています。

座り心地・強度・デザインのバランスなどを探るための試作です。

この時間も、ものづくりの醍醐味ですね。

そして、「どう座りたいか」を考えながら作るので、作品にはその人らしさが自然と表れてきます。


椅子づくりは、ただ家具を作るだけではなく、

「感じる・考える → 試す → 直す → また試す」

という、ものづくりの本質を体現してきます。



制作風景

パソコンでのあぐら椅子の設計

PCによる試作品の設計です。

デジタル上で構造を確認し、工房で実際に組み立てて検証する。

この往復が、精度の高い制作につながります。

「図面では良さそうでも、実際に触ると違う」という気づきが出てきます。


あぐら椅子の試作品の後脚の製作中

試作品の後脚部分の加工です。


あぐら椅子の試作品のペーパーコードの編み込み

試作品のペーパーコード編みです。


試作品のあぐら椅子

そして、試作品が完成。

最初は「こんな感じかな?」というところから始まって、座り心地を確かめながら少しずつ形を調整。

木部の角度や高さを変えてみたり、試行錯誤をします。


今回の作品で、実際に見た目でわかる変更は、後脚の部分です。

一番最初の写真と比較するとわかるのですが、最終の作品は、後脚がどっしり太いです。


あぐら椅子の制作中

試作品を経て、本番へ。



Sさん、素敵な椅子が出来て良かったです。

大変お疲れさまでした。


<北九州市、男性>



◆木の家具工房「メープルモデューロ」
Tel:093-342-9165