今日は、先日完成した、チワワ用の木製汽車ぽっぽのご紹介です。
背景のコスモスがふんわりと優しく包み込み、作品の雰囲気を一層引き立てています。
今回の主役は、ワンちゃんが乗るために作られた木製のおもちゃの汽車です。
素敵なデザインですね。
この汽車は、運転室と客車の二つの箱から構成され、
どちらも、蓋の裏にトリマーで切り込みを入れ、開閉できる仕様です。
写真は、運転室と客車の箱をを外したところです。
このように、箱部分は土台から取り外し可能で、土台側の溝にぴったり収まる設計になっています。
そして、画像は、運転室と客車の連結部分。
運転室と客車は棒で連結でき、一直線の姿だけでなく、カーブを曲がるような表情も演出できます。
棒を抜けば、簡単に分離できます。
上写真の煙突の下部は、土台の曲面に合わせて削り込む難易度の高い作業。
煙突と土台は、ダボでしっかり固定されています。
車輪には、黒檀のクサビを使用し外れにくい構造に。
土台に直径20mmの丸棒を貫通させていますが、とても精度が求められる工程です。
そして、前方の目の部分にも黒檀を用い、可愛らしいアクセントに。
はい~、出発進行!
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実は、この汽車は、プレゼント用。
蓋付きの箱、取り外し可能な運転席と客車、また連結構造など、撮影後に便利なよう様々な工夫が詰まった作品です。
贈る相手を思いながら仕上げた、温かい作品となりました。
制作は段ボールでのデザイン検討からスタート。
写真の左上に箱が見えますが、客車部分です。
実際にワンちゃんが乗るため、大きさの感覚や見た目のバランスを確かめながら…。
ここでは、きっちり作る必要はありません。イメージが大切ですね。
Kさんは家具マスターコースを修了され、多くの作品を制作されているため、技術的な問題は全くなし。
むしろ今回のポイントは、ここで試行錯誤したデザインだったかもしれません。
土台は、複数の板を矧ぎ合わせて制作。
箱の組み立てには、木ネジではなく、あえて木釘を使われています。
こだわりですね。この作品、金属等は一切使用せず、丸ごと木でできた作品です。
木釘は教室の道具箱にも使っており、もう10年以上経っても健在。
正しく作れば非常に強靭です。
それにしても、このようにして作品を振り返えると、この一台には、多くの技術が詰まっていますね。
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写真を送って頂きました。ご友人の方、またKさんありがとうございます。
どれも素敵で、映えてますね♪
ハロウィン用ということで制作期間に限りがあり、
受講日を前倒しするなど、汗をかきかきのご制作でした。
Kさん、大変、お疲れ様でした。
<北九州市、女性>