Woodworking lessons. Toolbox.

気分が上がる「道具箱」、できました!

木工教室ブログ:2025/9/6

ふた月ほど前から肩に痛みがある。
きっかけはバドミントン。ごまかしながら続けていたが、痛みは引かず。
肩は全方位に動かせるので、腱が切れていない?
でも、切れたら嫌なので、安静にすることにした。

そんな話を受講生の方にしていたら、「肩が回るからといって安心してはダメ」とのこと。
腱がうまく機能していないと、周囲の筋肉が本来以上に働かされてバランスが崩れる!
さらに、腱が切れていても他の筋肉がカバーしていることもあるそうで…、MRIで…。
医療系お二人からのお話だったので、余計にビビッて病院へ。

病院でMRIを撮ったところ、4本ある腱のうち重要な1本が損傷していた。
おまけに、周囲には結構な水が溜まっていた。
今は痛みの軽減と関節の可動域の改善のため、リハビリに通っていますが、
今思えば、病院に行って本当によかった。

私の肩はすでに、他の筋肉が補おうとしていたのか、右肩だけ巻き肩になりかけていた。
もし病院に行っていなければ、腱が回復しても、筋肉のバランスは崩れたままだったかもしれない。
ご指摘くださった方、ありがとうございます。

でも、ちょっと長丁場になりそうで…。
あ〜、早くバドミントンがしたい!
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今日は、道具箱のご紹介です。


道具箱

えっ!これが道具箱?

とっても綺麗ですね。


道具箱

上から見ると、こんな感じです。


2段重ねの道具箱道具箱

実は、2段重ねになっています。

Sさん、収納する木工道具は、あらかじめ想定済みで、それに合わせ箱のサイズを決められています。


下の段の道具箱

板と板をつなぐ接手は、5枚組接ぎ。かなり丈夫です。

シャキーンと仕上がっていて、クオリティーの高さがうかがえます。

本来、道具箱なのでラフでも構わないのですが、

一度作り始めると、やはり手は抜けないものですね。

その気持ち、よくわかります。

私も、見た目はどうでもいい収納棚などを作るとき、

「そこまで必要ないし、手間をかけるのは時間がもったいない…」と自分に言い聞かせながら、

ちょっと罪悪感を覚えつつ、こっそり手を抜いてしまいます (^^¥





箱は上下の2段重ねの構造になっていて、

上の段の道具箱の上

下の段の上部は、上画像のようになっており、


上の段の底は、下画像のようになっています。

上の段の道具箱の底

これで、上の箱が下の箱にスッポリとはまる設計です。


そして、持ち手と箱の接合は、ボルト・ナットが使われています。

道具箱の持ち手

道具箱の持ち手

当初、鬼目ナットを使う予定でしたが、木が柔らかく厚みも薄いため、鬼ナットの埋め込みが難しく、

ボルト・ナットに変更されました。


黒檀のクサビ打ち

持ち手の横材と縦材の接ぎ方には、

通しホゾと、今や定番となった黒檀のくさび止めが使われています。

締まりがあり、見た目にも美しく、素敵な仕上がりです。


黒檀のクサビ打ち

道具箱の持ち手


やはり、道具箱といえども、道具の出し入れをする際に入れ物が素敵だと、気分も上がりますよね。

Sさん、素敵な道具箱が完成して本当によかったです。

大変お疲れさまでした。


<北九州市、男性>



◆木の家具工房「メープルモデューロ」
Tel:093-342-9165