Woodworking lessons. handcrafted wooden tray.

木のぬくもり、技が生きる、世界にひとつの、トレイ

木工教室ブログ:2025/6/16

先日、友人と二人でバドミントンをしました。
彼にとっては初めてのバドミントンでしたが、バスケやテニスなどのスポーツ経験が豊富だったので、体力的には問題ないだろうと思っていました。

そして、バドミントンをしている最中、彼は体育館の床でふと動きを止めました。
軽い痛みを感じ、また「バチッ」という音がしたそうです。すぐに個人病院へ向かうと、診断はアキレス腱断裂。手術が必要とのことで、紹介状を持って総合病院へ向かうことに。

私の工房まで十数キロを自転車で走ってくる彼なので、大丈夫だろうと思っていましたが、私から誘ったので今回の出来事はさすがにショックで責任を感じています。

昨日、手術後の彼と話しましたが、手術はうまくいき、そして元気な彼の声が何よりの救いです。

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さて、今日はKさんが手掛けた木のトレイをご紹介します。

木のトレイの写真

実用性と美しさを兼ね備えた、素晴らしい作品ですね。

木目は美しく温かみを感じ、また、洗練されたデザインが印象的です。

両側の持ち手も実用的で使い勝手の良さを感じます。

木のトレイに木の卵を載せたところの写真

サイズ感がわかるように、木の卵を置いてみました。

木のトレイに木の器を載せたところの写真

また、木の器のコース(木工旋盤)の最初の課題であるお皿も載せてみた。



実は、この作品を完成させるまでに、Kさんはさまざまな試行錯誤を繰り返されています。

特に、時間をかけられたのは、取っ手付近の形状です。

取っ手の太さはどれくらいがイイか?
そして形状は?ストレートの丸棒にするか?写真のようなデザインにするか?
取っ手の位置は高めか低めか?
そして、取っ手とトレイの板との空間はどの程度が良いか?
また、取っ手の端部は、板を貫通させる(通しホゾ)か、貫通させないか?

傍らのアタシも、「こうだったら?」「ああだったら?」と、一緒に考えながら応援します。

木のトレイの取っ手部分の詳細の写真

取っ手の端部は、最終的には写真のように通しホゾとし、黒檀のくさびを打ち込まれました。

Kさんの手仕事の技術がしっかりと表れていて、丁寧な仕上がりがとても印象的です。
細部まで気配りが行き届いており、端の仕上げも大変美しいですね。

友達へのプレゼントとして、このトレイには温かみと、心のこもった思いが詰まっています。


この木のトレイで使われた木の種類

実はこのトレイには、4種類もの木が使われています。



木のトレイが二つ並んだところの写真

二つ並ぶと、また違った趣が感じられますね。


想いがしっかり形になった、心温まる作品ですよね。
ランチョンマットとしても使えたり、お菓子や飲み物をのせたりと、使い方の幅も広く、日々の暮らしの中で活躍することでしょう!


Kさん、大変、お疲れさまでした。


そして今日、以前Kさんが作られたランチョンマットの写真も頂きましたので、
ご紹介させて頂きます ^^

以前作られた木のトレイの写真

こちらも、とても素敵な作品ですね。


<北九州市、女性>



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