ブログ、随分、間が空きました。申し訳ございません。
今、10年前に作った教室事務のシステムをリニューアルしているのですが、なかなか上手く進みません。
マイクロソフトの Access で作っているのですが、素人作業で、問題が出ると右往左往。
昨年、ひと月最大76人いらっしゃり、その方々の日々変化する、進捗、出欠・振替、入金、名簿などの情報管理が必要で、
システムを購入すると、初期に50万、カスタマイズでうん万、それと維持費毎月1万くらいでしょうか。
教室を別地区などに拡大していく場合は、購入してもよいのでしょうが、私はその方向には野心はなく…。
今まで不満を持って片目つぶって使っていた自前のシステムを、淡々と…。ぶつぶつ言いながら…。。
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教室は、いつもと変わらず、開催しており、完成作品がたくさんありますので、続々とご公開させて頂ければ存じます。
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今日は、昨年9月に完成した、Oさんの作品紹介です。
受講生の方は、気軽に楽しく♪の「ライト」な方から、スキルを求めた「ヘビー」な方まで、いろいろな方がいらっしゃいますが、
Oさん、どちらかというと、後者の方。
今回、自分の作業場で使われるハイスツールを作られました。作業用とのことでやや高めの椅子です。
Oさんは、この作品を通じて、設計も含めた角度付きの木工技術を習得されることも一つの目的とされています。
また、家具基礎コース、マスターコース(手加工・機械加工)を修了されています。
いろいろな角度のついた椅子
美しい。
また、角度がいろいろあって難しいです。
作業風景
Oさん、スッケッチアップにて、設計中。
教室では、スケッチアップを使って、家具設計に特化した図面作成のカリキュラムがあります。
オプションで、椅子などのいろいろな角度のついた難易度の高い図面の描き方も学べます。
Oさん、矧ぎの技術も習得済みで慣れたものです。
今回Oさん、矧ぎだけでなく、機械を使って荒材の状態からさまざまな加工されていっています。
斜めの接ぎ手がたくさんあります。
ノミを使って、ホゾの微調整をされています。
先ほど、機械を使って…と書きましたが、
接合部の斜めのラインだけは、胴付きノコで切られ機械は使っていません。
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機械で斜めに切ることもできるのですが、手ノコで斜めに切るスキルがあれば、実は機械よりも早くできます。
機械で切る場合、治具と言って、何らかしらの斜めに切るための補助具を作る必要があり、また、その治具が正しい角度で切れるかどうかまで確認する必要があります。
微妙に角度がズレていると、仮組みのときに胴付きに隙間がでて、その原因を探すのが通常よりも難しいです。
ですので、実際の加工では、機械に治具を誤差なくセットし、かつ、試しにカットして角度が正しいかを確認する時間も必要です。
100台作る場合は良いですが、一品だけ作る場合は、手ノコの方が圧倒的に作業が早いです。
レベルの高い「手加工のスキル」を身につけることの、一つのメリットです。
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そして、仮組み中。
接合部に異常が無ければ、脚4本の脚先をカンナで削って細くして。
そして、接着剤を入れて組み立て。
組み立てた後、頂部をカンナで削ってフラットにされています。
座面は、反り台カンナで曲面成型を行い、それを、頂部にのせられています。
また、脚底の4点にガタつきがないか、ガラスに載せて確認されています。
現物を見れば、わかるのですが、角度がついている各所、ビタッーと密着しています。
設計から、機械加工、手加工まで至るまで、角度が付くことで難易度が高くなっていますが、
何ら問題なく完成されています。
Oさん、大変、お疲れさまでした。
<下関市、男性>