パリオリンピックでのスケボーの堀米さん、感動的だった。
ラストランを前にして、順位は7位、点差も大きく優勝はとても無理。
ところが、日頃、成功していない難しい演技を成功させ、とんでもない点数を出し、
優勝。
最終滑走者というプレッシャーをもはねのけ…
夜中のテレビでしたが、運だけではない、何か超越したパワーを感じました。
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今日は、Mさんの作品のご紹介です。
実は、Mさん、木工旋盤 木の器コースを修了され、自由にたくさん作品を作られています。
Sさん、スケボーをされており、廃材となったスケボーの板を材料として器にされています。
スケボーの板で器を作る。
チャレンジです。
自ら試行錯誤を繰り返し…、それはそれで楽しい♪
もう、たくさん作られました。
雰囲気が、普段見る一般的な作品とは違って、刺激的です。
思わず目を惹かれます。
作業風景
ボードの板材を上の写真のように接着されます。
この掘り込む作業が大変です。
スケボーの材料はメープルで、とにかく硬い木ですので余計に大変です。
くり抜きは、旋盤の作業途中で、材料を旋盤から外し、中央部に大きめの穴をあけ、再び旋盤加工します。
アガベを植える
多肉植物のアガベ。
育つのに時間がかかるためか、結構、高価らしい。
実は、ほとんどの器は、このあがべを活けるための器です。
最新作!
私個人の感想になりますが、
最新作は、今までで一番、クオリティーが高い!
写真ではわかりにくいとは存じます。
素材の生地が美しく、しっとりとした質感が感じられます。
両手で持つと、何か「暖かさ」さえ感じます。
Mさん、自らスキルアップされてきました。
肉厚を薄くする加減を覚えたり、
旋盤加工中に、バイトの傷が奥まで入るのを防いだり、
…。
自ら考え、自ら開拓し、自ら進化されています。
こうのような方、自分とダブるのか、めいいっぱい応援したい気持ちになります。
先日、展示会にもご出展されたとのことです。
今後のご活躍、祈念させて頂きます。
下の作品は、Mさんのコースでの課題作品の一例です。
一般的な作品が、何か味気なくも見えます。
<福岡県那珂川市、男性>