今日は、本棚の紹介です。
素敵ですね。
扉を開くとこのような感じです。
ぱあっ~と明るく、花柄がかわいく!
実は、制作者のYさん、見た目はちょっとイカツイ感じで、
男くささと、ワイルドさが香る方。
Yさん、読書がご趣味で、
この扉用の「かわいいガラス」を教室に持ち込まれたときは、
さすがに私は、「えっ!」
ちょっと以外さ、といいますかギャップが…。
Yさん、大変失礼いたしました
この本棚、文庫本、単行本専用の本棚です。
中の仕切りが、本にフィットするように設計されています。
ここに、Yさんの、お気に入りが、ずら~っと並びます。
私は、本を「たしなむ」という習慣がありません。
幼い頃、廻りから、本を読め、本を読めと言われながら、自分で読んではみるものの、何か辛いのです。
何度チャレンジしても同じで、体が受け付けません。
それで、遠い遠い昔に、諦めました。
だから、本を読む人が、何かうらやましく…。
でも、本の「装丁」は好きです。
キレイさに感動したり、ウキウキしたり、飾りたいなあ、と思ったり。
背面から見ると、こんな感じです。
後から見ても、何か、カッコイイ。
そして、「通しホゾ」に「くさび打ち」、
強度アップだけでなく、アクセントにもなります。
教室の定番になってきました。
Yさん、蝶番の取り付け練習をされています。
今回、開き扉ですので、蝶番の取付が必要です。
蝶番は、技術がないまま取り付けると、扉の動きが重かったり、うまく閉まらなかったり、
なので、オリジナルテキストにそって、約半日の練習でコツをつかみます。
蝶番を取り付ける前に、扉を本体に合わせられています。
ピターッと合っていますね。
昨秋、前の会社の同期の者と、山口県内を1日中散策しました。
男二人でとてもむさくるしい。
彼はむちゃくちゃ本を読む人で、
昨今、電子版の本が定着するなか、私は、彼に聞いた。
「電子書籍やったら、つまらんと?(だめなんですか?)」
「つまらんったい!」
お聞きすると、どうも、読んだという痕跡が欲しいらしい、
そして、装丁が良かったり、ページをめくるときの紙の質感が良かったり、
ある意味、本は彼の宝のだった。
そういう意味では、本棚は宝箱かもしれない。
そして今回の、こだわって作られた本棚は、なおさらかもしれません。
それしても、とても完成度が高く素敵に出来て良かったです。
大変お疲れさまでした。
<山口県下関市、男性>