今日は、昨年完成した、Mさんの積み木の箱のご紹介です。
この積み木は、以前にご紹介したことが有りますが、
中身の積み木は、私が、過去、展示会出展用にたくさん「作り貯め」しておいたもので、
私が展示会に出なくなったため、積み木そのものをお安くご提供させて頂いて、
箱を受講生の方がご自身で作るというものです。
アリ組み接ぎ
箱を作るとき大変なのが、下の接ぎ手。
Mさん加工中!
接合は難易度の高いアリ組み接ぎ(蟻組接ぎ)です。
ピターっと合って、気持ちいい。
取っ手
取っ手は、テンプレートが準備してあり、
トリマーで倣い加工します。
そのテンプレートで、同じ形状のものが幾つも出来ます。
この場合、左右の二つ作ります。
製作風景
仮組みをして、直角を確認されています。
直角が出ない場合、接合部に隙間が出来ます。
Mさん、アリ組み接ぎの練習中。
アリ組み接ぎは、マスターコースで、数種類を習得しますが、
Mさん、家具基礎コースのみ修了ですので、
マスターコースより一部抜粋して、事前練習。
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Mさん、ご親族の方へのプレゼントされることです。
使用した木の樹種は、積み木と箱、共にビーチ(ぶな)で、時が経っても変形しにくい木です。
積み木は積み上げた時、木が変形すると上手く積み上げられません。
また、無塗装で、お子さまが舐めてもだいじょうぶ。
箱は、経年で壊れにくいアリ組み接ぎ。
積み木と箱は、傷一つなく、丁寧に磨いています。
たぶん、
積み木としては最高のクオリティーだと存じます。
ご親族の方が、喜んでいただけますように!
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10セットのうち、残り5セットです。
受講生の方でご希望の方は、どうぞ!です。
<北九州市、男性>