今日は、先日完成したKさんのベンチのご紹介です。
シンプルにして美しい!
余分な装飾や複雑さがなく、見た目が洗練されています。
無駄をそぎ落とすことで、木が持つ本来の美しさが浮き彫りに。
脚の頭に、溝を切っています。
必要最小限の装飾です。
これがあると、締まった感じがしますね。
素敵です。
下は作業風景です。
自分で設計した紙の図面を見ながら、
加工するための線を入れられています(墨付け)。
ホゾと呼ばれる接合部の穴の部分を、ケビキと言われる道具で線を入れられています。
穴の墨付けが終われば、角ノミ盤という機械で穴あけ。
角ノミ盤は、通常のこの大きさの材料は、材料が大きすぎて載せられません。
なので、
当工房独自仕様の大き目の別テーブルに付け替えて、穴あけ!
ホゾはノコで切られましたが、ホゾの根本が微妙に厚く、ノミで調整されています。
カンナ仕上げです。
カンナ仕上げの目的は、「表面の傷の除去」と「平面の維持」です。
カンナを使った仕上げをすることで、おのずとクオリティーが上がってきます (^^
ベンチだけでなく、
ローテーブルへの変身が可能です。
素敵に出来て、私も嬉しい♪
<北九州市 女性>