今日は、前の土曜のクラス風景です。
今回、
自分用の家具を作る!
「自由に作る」と
家具づくりに必要なさまざまな技術を学ぶ!「学ぶ」の、
二つに分類しています。
自由に作る(家具系)
小ぶりの
机 の制作中。
今、仮り組みをされています。
姿かたちが見えてきて、楽しい♪ときです。
この机に使う、コマの制作中。
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コマって??
以前にも書きましたが、
木と木を、頑丈に接続すると、
場所によっては、時が経って、木が割れたり歪んだり…。
このコマは、天板(甲板)の伸縮を吸収しながらも、本体と接続することができます。
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<北九州市 女性>
オリジナル
スツール (背もたれの無い椅子)の設計中。
脚は床に対して直角ではなく、斜めになって、設計もちょっと難しい。
パソコンで設計に使っているアプリケーションは、スケッチアップ
<山口県下関市 男性>
自由に作る(小物系)
Sさん、
スプーン、フォーク の5本のうち、下4本が今日の収穫!
といっても、これはまだ、試作品とのことで…。
こだわりですね。
スプーンの先端部分のカタチは??
おおよそのイメージを、鉛筆で描かれています。
<熊本県阿蘇市 男性>
自分の絵を飾るための
額縁 制作。
今サンディング中で、もう少しで完成♪
こちらは、額縁をひっくり返して、裏面もサンディング。
額縁の部品で、コーナーの45度は、スライド丸ノコで切断します。
額縁裏面の、絵やガラスを入れるための凹みは、トリマーで削ります。
但し、トリマーはスタンドに装着し、刃は上を向いた状態で加工します。
<大分県中津市 女性>
木の器 の底面の加工です。
使っている機械は木工旋盤。
表からは見えない底面ですけど、カタチがおもしろい。
楽しそうで、アタシも削りたくなる。
<那珂川市 男性>
学ぶ(家具上級コース)
マスターコース の最終作品です。
難易度の高い作品です。
写真右奥に、ちょっと前に組み立てた引出しが見えます。
そして、今からが蓋の制作。
蓋は、蓋を載せる下の本体が、台形だったり、平行四辺形だったりすると、
その上に載せる蓋と合いません ^^
こちらは、上の引出しの組立前のサンディングです。
接ぎ手は、「包みアリ組み接ぎ」です。
<直方市 男性>
Tさん、マスターコース の接ぎ手の、二つ目の課題の
「留め形三枚接ぎ」です。
マスターコースの接ぎ手課題は、全部で10ケくらいありますが、
案外、この接手は難しいんです。
<北九州市 男性>
学ぶ(家具製作技能士2級)
家具製作技能士 とは、「国家検定制度」で、家具製作で必要となる知識や技術の修得を証明する資格で、
1級、2級、3級とあります。
Hさん、4つの接手練習のうち3つを完了され、最後の一つ、「両面腰欠き木ネジ締め」の練習です。
作業に入る前、オリジナルテキストを参考に、自分なりにノートに整理されています。
この接手は、「腰型定規」なるものを自分で作って、それで加工を進める必要があります。
<福岡市 男性>
学ぶ(家具基礎コース)
家具基礎コース の二つ目の課題作品で、初めてのホゾで作ります。
ホゾが微妙に大きく、ノミで削って調整されています。
はじめてのことで慣れないことばかり。
<北九州市 女性>
墨付けの練習です。
墨付けとは、加工するための線を入れることですが、
墨付けの基本道具は、スコヤ、シラガキ、ケビキ、直尺。
今、
ケビキで墨付けされています。
<北九州市 女性>
こちらの方も、墨付け練習。
スコヤとシラガキ で墨付けされています。
(注)
鉛筆のように握られているシラガキは、本来の日本のシラガキとは異なります。
教室開講当初、本来のシラガキを使っていたのですが、皆さん慣れないもので、刃が折れる!
メンテが大変なので、私が、個人輸入で以前から使っていたものに、全て変更しました。
スイス製で、金属に粘りがあって折れにくく、それでいてシャープな線が引ける。
また、本来のシラガキは、右利き用、左利き用で別物ですが、こちらは兼用できます。
少々高いですが、十分なメリットがあります。
<京都郡 男性>