今日はIさんの教室の最後の日。
Iさんは異国の方で、日本にいらっしゃって数年。
あと数日で、転職と同時に英国へご帰国される。
作品の2回目の塗装中。
この作品は、斜めの墨付けやノコ切断、そして、複雑な曲面成型があり、
選択作品のなかで最も難易度が高い。
制作過程で、言葉のやり取りの不自由さがあるなか、上手に完成されている。
Iさんは、日本語がご堪能とは言え、
木工作業で使う言葉は一般的でない言葉も多く、
会話のなかでは、
紙に描いたり、グーグル翻訳を使ったり…
Iさん、一度学んだことはよく覚えられている。
家具基礎コースの時からそうなのですが、
とにかく、よく覚えられている。
Iさん、当日学んだことを、ご自宅でまとめられている。
たぶん。
そんな、Iさんの学ぼうとされる強い意思が私に伝わってきたから、
私も、必死になってお伝えしようとしていたと思います。
そして、同時並行してやっていたのが、道具の仕込み
写真は、カンナの仕込みの最後の方で、
カンナの台尻側をカンナで面取りされています。
箱やかまち組の目違い払いなどで、台尻が材料にゴツンと当たっても大丈夫なように。
この日、カンナの仕込みが終わって、シラガキとノミを仕込んで、無事に終了しました。
良かった!
最後の2か月、受講回数を増やされ、他のクラスの方とも馴染みが出てきたところでした。
そして、Iさん、結構な男前で、
雰囲気も柔らかで、
ちょっとアイドル化しているなあ~
などと思っていたところでした。
日本には、また来られる機会があり、その際は、お立ち寄りされるとのことで、
楽しみにお待ちしております。
約1年半でしたが、ありがとうございました。
<北九州市、男性>