タイトルが、言葉足らずで、
言い直すと、
「教室で、はじめて使いました、ビスケットジョイナー」です。
ご興味のない方、すいません。
ところで、ビスケットジョイナーって?
スイッチを入れ、本体を板に向かって押すと、
下写真のような刃が出てきて、
(実際は回転していますが、)円形の溝を作ります。
接なぎ合わせたい、双方の板にその溝を作り、
下写真のような、ビスケット(楕円の木の板)に接着剤を塗って溝に入れます。
そして、双方の板を締め付けて、板と板が接合できるというもの。
ビスケットは、チンチンに乾燥させてあって、接着剤の水分を含むと、い~具合に膨らみ、
密着します。
この機械、20年くらい前に買ったものですが、
ちょっと使っただけで、あとは、「タンスのこやし」でした。
理由は、使う場面が無かったためですが、
今回、教室で始めて使いました。
Hさん、とてもお急ぎで作品が必要とのことでした。
家具基礎コースを中断しての作業になりました。
すいません、完成後、即、お持ち帰りで、写真撮り忘れました。
Hさん、他の受講生の方から良く質問が…。
「それ、なんですか?」
実は、ネコ用のトンネル。
ネコが室内と室外を行き来するためのトンネルです。
今、リフォーム中で、壁にネコトンネルを設置したいけど、
業者さんからの提案品が何だか、チープ。
市販品も似たようなもので。
そんなこんなで…。
この運びとなりました。
普通の作り方だと、「組み接ぎ」という接手を使った構造にするのですが、
間に合わないので、今回、構造を替えて、このビスケットジョイナーを使って…、
です。
ビスケットジョイナー、とても便利な道具です。
接合部を選べば( 正しい部位に使えば)、強度的には、全く問題ありません。
アメリカの強度試験では、ホゾに近いぐらいの強度が出ています。
但し、あまり強度が出にくい部位に使うと、寿命の短い家具になってしまいます。
それには、理由があるのですが、長くなりそうで。
すいません、またのご機会に。
Hさん、基礎コースの途中で、また、バタバタの2日間でしたが、大変お疲れさまでした。
とりあえず、間に合って良かった♪
<福岡市、男性>