教室の製作(制作)風景、作業風景

教室ふうけい(前の月曜から)

木工教室ブログ:2022/2/3

コロナで、1月の後半くらいから、

少しずつ、お休みの方が増えてきました。


そして、たまたまのコロナを機会に、世の中、スイブン変わったような。

そして、価値観も少しずつ変わって、

変わる人、変わらない人、人それぞれ。

ただ、古い価値と、新しい価値のギャップはさらに大きくなり

ギャップは分断を生み、

…。

分断を通して次が生まれるところもあり、それは、それかな。

とりあえず、身が向くまま自然体で生きて行こう!




今日は、前の月曜日からの教室ふうけいです

いろいろコースの方がいらっしゃいました。

「自由作品コース」
「選択作品コース」
「マスターコース(機械)」
「家具基礎コース」



自由作品コース

ライティングビューローの制作

Iさん、ライティングビューローを作られています。

ご自分で設計から…、もう熟練の域です。

ライティングビューローって?

簡単にいうと、本棚みたいな収納家具に、前に倒れる扉がついていて、それを開けると

それがそのまま机の天板に。

ちょっとわかりにくい? すいません。


<山口県宇部市、男性>




絵具で板への着色

板に色を塗られています。

Mさんの糸ノコ作品の一部です。

木工教室でありながら、この着色シーン、時々見ます。

水彩絵の具、アクリル絵具、パステル、色鉛筆、…。

なんでもあります。

あまり木工という枠に囚われません。

好きなことをどんどん…

独り言の多いMさん、この日は何故か静かだった。


<北九州市、女性>




選択作品コース


スツールの脚の8角形への加工

選択作品のスツールを作られています。

もともと角材だった脚を、丸脚にしていくのですが、

その際、ポイントとなるのが、断面が正方形や長方形の形を、カンナで削って8角形にするところ。

Sさん、かなり正確に削られています。


<築上郡、男性>




マスターコース(機械)

プランターの制作

Kさん、コースの課題のプランターを作られています。

ねじれたりしている木の荒材を機械加工して…。

この作品は、加工量が多く、覚えたばかりの機械の使い方を、体に定着させていきます。


そして、ついでに、はけ塗りの着色塗装を覚えます。

経験したことある方はわかると思います。

着色塗装は、色むらが出やすい。

ここでは、色むらの出にくい塗装方法も学びます。


<山口市、男性>




家具基礎コース

スツールの墨付け

家具基礎コースの最後の作品、スツールです。

Sさん、墨付けの不具合が見つかり修正中です。

修正=間違い直し、

ですが、皆さん良くあります、

だから、いらない線がたくさん入ったりします。

その時は、ガハッハッと笑って、次、行きます。

これも糧(かて)ですから、深くは気にしません。



このスツールの墨付けができると、ほとんどの家具に流用できます。

実際に、基礎コース終わってすぐに、皆さんいろいろな家具を作られています。


<北九州市、男性>




角ノミ盤での穴あけ

Nさん、ホゾ穴を開けられています。

家具基礎コースのなかで、初期に手ノミで、手掘りの穴開けをマスターします。

そして、機械で穴を開けることを覚えると、

おおよそ皆さん、楽~

制作時間を縮めるための、必須の機械です。


<京都郡、男性>




スツールの組み立て

Sさん、本体の組立です。

このころになると、皆さん、目が輝いてきます。

墨付け終わって、穴ほり終わって、24個のホゾをノコで切って、トリマー加工覚えて、

カンナで仕上げて…。

そしてやっと組立。

うきうき。


でも、まだ、引き出しの仕込みがあります。

…。


<北九州市、男性>




◆木の家具工房「メープルモデューロ」
Tel:093-341-0838