今日は、数か月前に完成したKさんのジュエリーボックスです。
きれいですよね。木はメープル。
マスターコース(手加工)の最終作品です。
シャキッとしていますね。
上手にできている証でしょうか。
蓋を開けるとこんな感じです。
下写真も、Kさんが作られたものです
このようなの練習課題をいくつもクリアーしていって、最後に上のボックスを作ります。
隠しの接手を使っていますが、つなぎ目に隙間がなく、上手に出来ていますね。
ちなみに、ジュエリーボックスも同じ接手を使います。
コースでは、接手をたくさん練習しますが、
どれも難易度が高く、加工に結構時間がかかるため、
すべての課題をクリアー出来たころには、
皆さん、ふうっ~
そして、ジュエリーボックスの材料をお渡しするとき、
やっと本番か!
そして、Kさん、
これが完成したのち、マスターコース(機械加工)の方に進まれました。
<山口市、男性>
機械加工、趣味の方は…。
Kさん、今は、マスターコース(機械加工)の最中です。
そして、先日、最初の練習課題が完成しました。
機械加工?
機械だとなんでもできちゃいそうですが、
かなりアナログで…。
主に下の4つの機械を使います。
機械の安全事項や使い方を覚えるのは、2日もあれば十分です。
これが、安全に!正確に!スムーズに!となると、
マスターするのに、もう少し時間がかかります。
趣味の方は、ここまでできれば大丈夫です。
加工の早さは求めず、安全に!
あとは、小型タイプの機械を入手してご自宅で…。
下町の町工場?
安全に!正確に!スムーズに!に加えて、
加工の早さ!
を求められると結構、熟練が必要です。
加工の最初は、材料の厚さ、幅、長さを整えますが、
天然木は、片方の面だけ見た目が良かったり、
部分的に汚く、色が濁っていたり、
端っこに割れや、小さな節があったり、
大きくねじれていたり…。
まさに生き物。
このような材料を、
見た目の良い部分を優先しながら、
正確に!できるだけ早く加工!
を求められると、…。
今まで、受講生の方、アルバイトの方の加工を見てきましたが、
加工時間は、熟練者と、10倍、20倍と違います。
目はもちろんのこと、音、手の感触、臭い、の感覚をフルに使っています。
下町の町工場のようなもので、
結構、奥が深いです。