「超・我流」、「超・いい加減」な木工を長年やっていましたが、どう考えても、完成度が低い。自他共に「ウッと唸るモノ=納得できる物」が出来ない。
一発奮起!インターネットでメープル・モデューロにたどり着く・・・!
「脱!我流のガラクタづくり・・」「卒業!2×4材即席木工・・」を目指し、数年前にメ-プルの門をくぐりました。
まずは、木工旋盤でつくる木の器のコースへ。そして他の受講者に感化を受けて、家具基礎コースへ進む。
木工の1丁目1番地は、木の基礎知識を知り、のこぎり、かんな、のみの使い方、墨付け、研ぎ、サンディングのイロハを修得すること・・・
う~ん、のこぎりで真っ直ぐ切れない、オーバーカットが止まらない!・・・かなり手こずる。挫けそうになるが、チーム基礎コースの面々と何とか乗り切る。
このステージをクリアすると、様々なモノづくりの可能性が広がる。受講者の皆さんの作品づくりに触発され、→自由コース→カトラリーコース →ウィンザーコースへと放浪しつつ、現在に至る。
→あれもこれもと、木工放浪旅。ただ技術レベルは相変わらず↓
先生の個別、詳細なご教示とともに、制作物選択の自由度、遅々とした進捗への許容とフォローなど、ルーチン・システム化した「通り一遍」の木工教室とは全く異なる存在!
先生は一日中、コマネズミのように、受講者の机を回る。
ちょうど、ミツバチが次から次へとレンゲの花を渡り歩くが如く、チェック・点検、指導で忙しい!
受講者は、休憩時間以外は、黙々とそれぞれのテーマに集中。
同じ樹種で同じ課題の椅子を作っても、みんな作品の表情が違う。木目を活かした個性的なもの、優しい雰囲気のもの、キリッとシャープなもの、何となくふわっと温かみのあるもの・・・作り手で異なる。
みんな違ってみんなイイ!・・・教室では、仕事のストレスが微塵も入らず、ぽっかり頭の中が空っぽになる1日。非日常の大切な1日となる。私にとっては、今やリフレッシュできる異空間になりました。
さて小生、これから何を作るか、どう進むか・・・メ-プルの教室では、キャビネット、本立て、テレビ台類、椅子・机などの家具系、そして、宝石箱、プランター、ティッシュボックス、スプーン、しゃもじ、手彫りの器、額縁、おもちゃ、などの小型のものまで。木で造るものは、ほとんど何でも選択OK・・先生の重厚なサポートもOK!
(※ただし、仏像は無理かも?)
まだまだ、小生の果てしない木工の放浪旅は続く!
Yさんの自由作品
そのときのブログです。
<山口県周南市、男性>