以前から木造建築に興味があった私は、必然的に木工家具、特に椅子への関心が高く、
時問があれば家具店などをはしごし、展示されている椅子の美しい造形に見惚れていました。
優れた椅子は、身体を優しく包み込み、より深い癒しと心地よさを与えてくれるので、
腰を掛けるだけで普段の何気ない日常を特別な時間に変えてくれるように思います。
こうした椅子への想いもあり、自分自身で椅子や家具を造ってみたいと思ったことが教室に通うことになったきっかけです。
ところが、私は、手先が器用ではありません(笑)
それでも数年間、教室に通い続けられる理由は、教室で使用されるテキストと先生のご指導のおかげです。
テキストは、難易度を踏まえて効率良く技術が習得できるように一連の流れが綿密に構成されており、
不明な点は、先生から直接ご指導をいただけるので安心です。
私は、当初の目標であった椅子(ウィンザーチェア)を、先生に新規にデザイン・設計していただき、
テキストと先生のご指導により何とか自分自身で造ることができました。
今では我が家でその椅子に腰を掛け、特別な時間を過ごすことができています。
これからも造形の美しさとディテールにこだわった椅子や家具を生み出していきたいと思います。
<福岡県直方市、男性、2015年2月ご入会>
《ご投稿Mさんの過去作品抜粋》
意匠権取得予定にて、部分掲載となっています。大変申し訳ございません。
ご投稿の文面に出てくる、ウィンザーチェアです。