■本日は、卓上ガラスケースのご紹介です。
軽やかで、とてもすっきりした佇まいですね。
木部は主張しすぎず、ガラスの透明感をそっと引き立てています。
前扉を開けたところ。
上から見たところ。
この作品は見た目以上に制作が難しいのですが、
とても丁寧に、上手に仕上げられています。
ご自宅で飾っている様子も写真で送っていただきました。
M さん、ありがとうございます。
木とガラスのケースが、思い出をやわらかく包んでいるようです。
■構造のお話し
ガラスは背面側から交換できる仕組みになっています。
背面のガラスは、枠に納めたアクリルの一体物を本体背面側からはめ込む構造です。
こちらが、枠に納めたアクリル一体物の写真。
まるで額縁そのものですね。
それを本体裏側にはめ込み、最後に木ネジで固定します。
一般の方には気づかれにくいのですが、ショーケースづくりは実はかなり大変です。
理由は、ガラスを交換できる構造が必要で、その仕組みのために木部が太くなりやすく、
結果として透明部分が減ってしまうからです。
透明感を損なわないよう木部を細くしようとすると、設計はどんどん難しくなっていきます。
今回は、私の手持ちの設計図と、複雑な部分については設計のサポートをさせていただきました。
難易度の高い作品でしたが、
M さん、滞りなく…
とても素敵に完成しました。
<下関市、女性>