今週末から、iFデザインアワード受賞作品の提案活動をスタートします。
そのための資料がようやく完成しましたが、中身は、
「この作品は、使い手や空間にこんな価値をもたらしますよ〜」
そして、もう一つは、
「私はこんなポリシーや強みを持っていて、一緒に取り組む価値がありますよ〜」です。
ここからはいよいよ、製造・販売をお願いできるパートナー探し。
ほとんど手探りです。こわごわとそろりそろりと未知の扉を…。
-------------------------------------------
■本日は、犬用のベンチのご紹介です。
Kさんのこの作品、注目度が高く、展示中にほかの生徒さんからいろいろ質問されました。
「ウワッ!キレイ」「その天板、どうやって作ってるんですか」「そのライン、めちゃくちゃ綺麗ですね」などと。
廻りの空気を明るくしてくれそうな作品です。
用途としては犬用のベンチとして制作されましたが、
植物のディスプレイ台、床に置きたくないバックなどの台、スマホや本を置くミニテーブル、花台・供物台、小型犬の食事台
暮らしの中で多目的に活躍してくれそうです。
天板にはタモを使い、そこへ黒檀と花梨のラインを丁寧に埋め込められています。
淡いタモの木目に、黒檀の深い黒と花梨の赤みがスッと走ると、強いコントラストが生まれて、視線を引きつますね。
素材の個性を活かした美しい仕上がりです。
脚部は、天板に直接ホゾを差し込む構造です。
木と木だけでしっかりと噛み合うこの方法は、やはり、本物としての信頼性が高いです。
脚の上端には、天板との間にわずか 3mm のスリットを設けられています。
この細い影が入るだけで、全体がふわりと浮いたように見え、軽快で、抜け感がいいですね。
また、やや幅広の面取りも、イイ感じですね。面取りそのものが見た目を良くしてくれています。
Kさん、面取りカンナを使って角を丁寧に面取り中。
-------------------------------------------
シンプルな形の中に、素材選び・ラインの入れ方・構造の工夫がしっかり詰まっていて、
「自分の手で作る家具の楽しさ」 を感じさせてくれる一作ですね。
Kさん大変お疲れさまでした。
素敵な作品ですね。
<北九州市、女性>